日下三蔵さんが一万人
先日、探偵小説研究会に初参加してきました。
というのも、私の歓迎会をしてくださったのです。
しかも、京都で開いてくださるという、申し訳ない状態。
一次会は京都の北の方の「オランダ屋」という喫茶店で。
作家の小森健太朗さん(代表作は『コミケ殺人事件』
、昨年は、『魔夢十夜』
も上梓。)、評論家の鷹城宏さん、つづみ綾さんと私の四人で。
主に、私の自己紹介と今の研究での興味について話し、探偵小説研究会がどのような活動をしているかについて説明していただきました。
本当に、みなさんには親切にしていただいて、あっという間に時間が過ぎてしまい、楽しい一日を過ごすことができました。
参加する前は、アホがバレて、とても恥ずかしい思いをするのではないか、とか、お話しについてゆけなくなり、とてつもなく凹んで帰るのではないか、といろいろ心配し、ガチガチに緊張していったのですが、気がついたら、一次会が終っており、「まだ帰りたくない」状態になっていた程で、こんなに楽しい思いは、本当に久しぶりでした。
よく、これまでさまざまな研究会や読書会に参加してきたものですが、つねに一抹の寂しさを感じていました。
それは、例えば、個人作家の研究会などに参加しても、メンバーはとてもいい人ばかりで、楽しいのだけれども、さて、その作家への愛情となると、集まっているみなさんと私とでは温度差があって、どことなく疎外感(他のメンバーが私を疎外しているのではありません。私が入りきれないのです。不勉強なもので)を感じていて、「ああ、これが探偵小説の集まりだったらどんなに素晴らしいだろう」とつねに思っていました。
それが、ついに実現した感じなのです。しかも、メンバーは日本のミステリ界で第一線で活躍されている作家や評論家の方たち。
私の興奮が伝わるでしょうか。
「ここが新たな私のホームになるといいのにな」というのが、正直な思いです。もちろん、そういうつもりで頑張って、みなさんの活動についてゆけるようにしたいと思っています。
二次会は、四条通りの東華菜館 で、中華料理をいただきました。
昔から建物は知っていたものの、初めて入ったので、ちょっと感動。
さらに評論家の千野帽子さん
や、波多野健さんもお忙しいのに駆けつけてくださって、いよいよ本格的に。しかも、波多野健さんが俳句の波多野爽波の息子さんだということも判明し、千野帽子さんが改めて畏まっておられました。
波多野さん、千野さんが来られる前の話題で、私の考えを述べさせていただいたものなんですが、子供たちがミステリを読む絶対数が減っているのでは、という話をして、十年後、二十年後、果たして本格ミステリの書き手は、今ほどに登場してくれるんだろうか、また、読者の需要そのものがなくなってゆくのではないだろうか、という不安を吐露したところ、解決策(?)として小森さんが提案(?)されたのですが、日下三蔵さんが一万人いれば、大丈夫だろうということになり、日下さんが一万人いるということは、その下のレベルの層はかなりの人数になり、裾野は大変なことになっているだろう、と。そうなると、本格は絶対に大丈夫に違いない。確かに。
で、そこから、日下さんが一万人おられると、古本の値段はとんでもない高騰をするだろう、そして、デイトレーダーは古本に投機し、毎日、古本の値の動きをチェックするようになるだろう、さらに論創社などはM&Aを仕掛けられ・・・・・・
と、なかばSF的な盛り上がりをして、爆笑と。盛り上がりました。
面白かったです。ハマッてしまいました。日下三蔵さんが一万人に・・・・・・
とにかく楽しい一日でした。一日でも早く東京例会の方に合流しなければ、と思います。
みなさま、本当にありがとうございました。これから頑張ります。
ただ、終ってから、やはり肩はガチガチに凝っておりまして、大変なことになってました・・・
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